清華大学(中国)とKTH(スウェーデン王立工科大学)での大学院留学記

2018年夏からKTH(スウェーデン王立工科大学)と清華大学(中国)にて修士課程に留学している日本人のブログです。あくまで個人の意見や感想であり、所属団体とは一切関係ありません。

【中国】中国政府奨学金のお話(書類審査まで)

こんにちは、今回は私がもらっている中国政府奨学金の申請についてお話します。

 

中国政府奨学金は,給付型の奨学金日本学生支援機構のHPに詳細が記載されています。詳しくはここから↓

ryugaku.jasso.go.jp

 

2018年度の募集は2018年1月19日にHPで記載されました。スケジュールはこんな感じです。

書類提出の締め切り:2月21日

(→結果は3月10日に受け取りました)

面接審査:3月23日 @東京国際交流会館平成プラザ

外国人体格検査表の提出締め切り:3月29日(オンライン)

 

様々な方の書かれているブログ等を拝見すると2018年度の募集はかなり遅かったと思います。来年に申し込みを考えている方は、締め切りはもう少し早いと思っているといいかもしれません。

 

また、おそらくではありますが、今年からの大きな変更点として

最初からオンラインでも申請する

ことです。

 

オンライン申請はこちらから。

記載例が日本学生支援機構のHPに詳しく記載されているので、そちらを参考にしていただければ問題ないと思います。

 

 

また、修士課程の留学で必要になる書類は以下の通りです。

 

申請書

・研究計画書

・高校の成績証明書

・高校の卒業証明書

・大学の在学証明書

・大学の成績証明書

・大学の教員の推薦書(2人から ←ここ大切です

 

申請書以外は日本語と外国語(英語or中国語)の書類の準備が必要です。

 

推薦書ですが、私は研究室の教授と大学の中国語の授業の先生(この方は教授ではないです)に書いていただきました。

 

また、次の書類もあるといいと思います。

・受け入れ内諾書(留学予定大学からPre-admissionや指導教官からの受諾書)

HSKの成績証明書

研究計画書に関しては、

 

・今までしてきた研究と留学先でどのような研究をしたいのか

・どうして清華大学(留学先の大学)で勉強したいのか

・どうして中国でなければならないのか

・今やっている研究はどのように役に立つのか

 

について書きました。

 

研究に関しては、内容が専門的であっても詳しく書いたほうがいいと思います。面接審査のときに研究分野に詳しい審査員に質問されます。

(当然ですが、大学や研究室の秘密保持は守りました。特に、企業と共同研究している学生は慎重に作成したほうがいいと思います。)

 

作成した書類は、HPに記載されている通りに封筒に入れて簡易書留で送りました。

 

書類審査の結果は締め切りから2,3週間後の3月10日でした。

 

奨学金の申請から書類審査の結果通知までは以上のような流れになっております。

インターネットで調べると多くの情報が見つけられますので、様々な方の記事を参考にしてみるといいかもしれません。

 

私は、こちらのブログをよく拝読させてもらってます。

xingcai.hatenablog.com

 

質問などあればTwitterやコメント欄にお願いします。

 

お読みいただきありがとうございます。