清華大学(中国)とKTH(スウェーデン王立工科大学)での大学院留学記

2018年夏からKTH(スウェーデン王立工科大学)と清華大学(中国)にて修士課程に留学している日本人のブログです。あくまで個人の意見や感想であり、所属団体とは一切関係ありません。

【KTH】履修科目計画(専門科目)

KTHへ留学する場合,最低2semester(1年弱)は講義を履修することになります.かなり早い段階から履修科目計画を提出するよう母大学から求められました.

 

しかし,ダブルディグリー(DD)の場合,早期に履修科目計画を作成することは難しいです.何故なら,

 

  • 講義日程はSemester開始の約3ヶ月前に決定する
  • 時間割は固定ではなく,毎週変わる
  • 同じ学科の科目であるにも関わらず,時間割が被りまくる科目がある
  • 最低120 ECTS 分の科目を履修する必要があるので科目数が多い

からです.大体の科目は,時間割が被らないように構成されているのですが,それでも時間割が被ってしまって,片方の科目を諦めなくてはならないということも起こります.

 

 

そのため,初期段階では,

① 各 Period で必ず履修する科目を1つずつ決めておく

② 2科目程度は変更となる可能性があることを認識しておく

③ 単位数確保のための科目も発生し得ることを認識しておく

ことをオススメします.

 

こうすることで,日本にいるうちに予習する場合は,①の科目のみを勉強すれば時間の浪費になりません.また,DDでは履修科目が多いため,全て自分の専攻学科から科目を選択することが叶わず,③のようになる場合もあります.しかし,そのようなときは,興味がそそられたり,グループでプロジェクトに取り組んだりするような面白そうな科目を選び,逆にリフレッシュ科目にすると良いでしょう.

 

 

因みに,私の,現段階での履修計画はこんな感じです.

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:必ず履修する科目(①)

:変更可能な科目(②)

:リフレッシュ科目(③)

 

※ Energy & Environment,Energy Managementは Semester 通し開講科目です.

※ 3Periodまでフル単した場合は,Energy Management はキャンセルする予定です.

 

 

学位修得を目的としない交換留学生の場合は,各 Period で 15 ECTS までという制約もあるようです.そもそも,専門科目(7.5 ECTS 以上)を2科目以上履修するのはかなり大変です.もしそうする場合は,勉強漬けになる覚悟を決めておきましょう(笑)