清華大学(中国)とKTH(スウェーデン王立工科大学)での大学院留学記

2018年夏からKTH(スウェーデン王立工科大学)と清華大学(中国)にて修士課程に留学している日本人のブログです。あくまで個人の意見や感想であり、所属団体とは一切関係ありません。

【出発前】携帯電話の契約

こんにちは、今回は日本での携帯電話の利用についてです。

 

最近では、携帯電話の2年契約の縛りが徐々に問題視されており、法的に改善されそうな予感がします。

 

しかし、私が出発する前ではこのルールが適用されていたので、どのようにすれば携帯電話の利用コストを抑えれるかが大切でした。

 

携帯電話の扱いは非常に難しいです。メリットとデメリットを以下に示します。

 

「パターン1:留学後も考えて大手キャリアを継続して利用する」

メリット

・今まで使っていた電話番号を引き続き使用できる

・大手キャリアの様々なサービスを受けることができる

・電話番号の保管サービスがある

・通信速度が速い

 

デメリット

・月々の使用料が比較的高い

・解約料が非常に高い(契約し続けると関係ないですが)

 

といったことが挙げられます。

 

クレジットカードの登録や友人などに伝える手間を考えると、携帯電話の番号が変わらない方が非常に楽になります。

 

しかし、留学期間は使用しないことになるのですが、この期間に電話番号を保管してくれるサービスはそれなりの費用を要します。(各キャリアによると思います。)

 

「パターン2:大手キャリアから格安SIM(データのみ)に乗り換える(+IP電話を契約する)」

メリット

・月々の費用が大手キャリアの半額以下に抑えられる

・解約に費用がかからないプランがある

 

デメリット

・キャリアによって通信速度に大きな差がある

・契約の手続き、および電話番号が変わることで手間がかかる

(・IP電話はフリーダイヤルに電話できない)

 

私はこちらのパターンでした。

私の場合、

 

2018年3月 2年縛りの更新月

2018年9月〜2020年7月 清華大学に留学

 

という感じになります。

 

日本にいない期間が2年であったことから、電話番号の保管サービスに払う費用が高くつくと考えて、2018年3月に格安SIMに乗り換えました。

 

格安のデータSIMとIP電話を契約した理由として

 

データSIMの場合は、ほとんどのキャリアで好きなタイミングで解約でき、解約にかかる費用も0円

IP電話があれば、IP電話同士であれば通話料が無料

 

があります。

 

私は、UQ mobileのデータSIM(3G)と050 IP電話を契約して半年間生活しておりました。

 

結論から言うと全く不自由なく使えた印象です。

 

UQは通信速度が他の格安SIMに比べて速いのでイライラすることなく使えました。私は外出時に動画を見たりするわけでもなく、小さなデータパックでも問題なく過ごせました。

また、電話に関しても最近ではLineなどのアプリで家族や友人と連絡を取ることが多かったのでIP電話は保険としての役割であったのでほとんど利用しておりませんでした。

 

格安SIMIP電話の利用で毎月1500円程度であったことから、かなり安く抑えることができたかなと思っております。

 

 

大手キャリアと格安SIMのどちらがいいかは一概にどちらかが優れているとは言うことはできません。自分の今の契約をよく知ってからどちらが自分に適しているかを考えてみた方がいいと思います。

(私の紹介したケースは、1例にすぎないです)

 

 

また、格安SIMを利用する前の注意として、SIMロックの解除をあらかじめ完了させておくことです。

大手キャリアの場合、多くは無料でSIMロックの解除を行なっておりますが、解約後の携帯電話に対しては行なっておりません。要注意です。

 

 

留学前の準備として参考になれば嬉しいです。

 

お読みいただきありがとうございます。